羽毛布団を洗濯機で洗う方法と注意点

羽毛布団

羽毛布団のお手入れというと、天気のいい日に天日干しという方が多いのではないでしょうか。しかし、天日干しでは布団に付いた汚れを落とすことはできません。今回は羽毛布団を洗濯機で洗う方法とその注意点をご紹介したいと思います。

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羽毛布団の汚れの原因

人は寝ている間に想像以上の汗をかいています。その量は季節を問わず平均で約200mlといわれています。大体コップ一杯程度ですね。

羽毛布団はその汗をシーズン中毎日吸っているわけですから、天日干しで汗の水分はある程度飛ばせても汗の中に含まれる塩分や皮脂などの汚れを落とすことはできません。

汚れが残っていれば臭いのもとになりますし、中の羽毛に皮脂などの油汚れが付くと羽毛が潰れて羽毛同士がくっついてしまい羽毛布団の特徴であるふんわり感と保温機能が損なわれてしまいます。

洗う前の確認

洗濯タグ

羽毛布団をご自宅の洗濯機で洗う場合、事前にいくつかの確認事項や注意点があります。この確認事項等から外れてしまう場合はせっかく洗っても羽毛布団自体を傷めてしまう可能性がある為、潔くクリーニング店へ持ち込むことをお勧めします。

まず、ご自宅の洗濯機で洗う為の条件がこちら。

布団自体に「洗濯可能」の表示があるか。

最近は洗濯可能な羽毛布団が増えていますが、まれに高級羽毛布団などの中には洗濯不可のものもありますので、必ず確認しましょう。

10kg以上のものが洗える洗濯機か。

そもそも洗濯機が大物洗いに対応できていなければ、ご自宅で羽毛布団を洗うことはできません。

要領の小さな洗濯機で無理やり洗ったとしても洗濯槽の中で羽毛布団が動かず汚れをしっかり落とすことができませんし、生地を傷めて中の羽毛が飛び出てしまうことにもつながりかねません。

布団自体の寿命を縮めてしまいますし、飛び出した羽毛が洗濯槽に詰まって洗濯機の故障につながる可能性もあります。

羽毛布団がすっぽり入る大きな洗濯ネットがあるか。

洗濯ネットに入れずに洗ってしまうと生地を傷める可能性があります。上記にもあるように、生地を傷めると羽毛が飛び出し布団も洗濯機も寿命を縮める可能性がある為、必ず洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

晴天の日が2~3日続くか。

羽毛布団を天日干しするには1日では足りません。また、生乾きのままにしてしまうと雑菌が繁殖し臭くなってしまったり羽毛が潰れる原因になる為、2~3日に分けて中までしっかり乾かす必要があります。

シーズンごとに1回が目安。

洗濯のしすぎはさらに羽毛布団を傷める原因となる為、シーズンごとに多くても1回程度のお手入れにとどめましょう。

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羽毛布団を洗濯機で洗う手順

それでは、羽毛布団をご自宅の洗濯機で洗う手順をご紹介します。

手順1 羽毛布団の空気を抜く

羽毛布団の特徴は空気をたくさん含むことで保温をするということです。しかし、洗濯をする際は空気を含んでいると水を吸い込みにくくなる為、せっかく洗濯機に入れても洗濯槽内で浮いてしまい、しっかり洗うことができません。

ですので、ここでしっかり空気を抜いておきましょう。羽毛布団を縦方向に三つ折りにし、それをさらに端からくるくると巻いていきましょう。

手順2 汚れが気になるところは手洗いする

シミなどの部分的に汚れが気になるところがある場合は、洗濯機に入れる前に手洗いをしておきましょう。その際、手洗いする部分にしっかりと水を含ませ中性洗剤を使って手でもみ洗いをしましょう。ある程度汚れが落ちたら軽くすすいでおきましょう。

手順3 洗濯ネットに入れて洗濯機の中へ

「洗う前の確認」にもあるように必ず洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れるようにしましょう。せっかくの羽毛布団を傷める原因にもなりますし、洗濯機が故障する可能性もあります。

手順4 水を十分に含ませる

いくら手順1で空気をしっかり抜いていても、水分を羽毛布団の中までしっかり含ませるには多少の時間がかかります。洗濯機を動かす前にまずは洗濯槽内に水をしっかり張り、羽毛布団に十分水を含ませましょう。

水を張っている最中に布団が浮いてきてしまう場合は手で押し込んで、空気を抜きつつ水を含ませましょう。そして、洗濯槽に入れる水にお風呂の残り湯は使わないようにしましょう。

また、洗濯機に「布団洗いコース」があれば、ぜひそちらを設定しましょう。

手順5 中性洗剤を入れ、柔軟剤は使わない

手順2にもあるように、洗濯機に入れる洗剤は必ず中性洗剤を使いましょう。中性洗剤以外のものを使うと、中の羽毛を傷める原因になります。また、柔軟剤は使いません。柔軟剤を使うと、羽毛が潰れてしまい保温性がなくなってしまう為です。

手順6 十分にすすぐ

羽毛布団内に洗剤が残ってしまうと、羽毛の劣化につながります。また、すすぎの際もお風呂の残り湯は使わず、きれいな水道水ですすぐようにしましょう。

「布団洗いコース」の設定がない場合は、すすぎ残しのないよう「軽く脱水→きれいな水ですすぐ」という流れを2~3回繰り返しましょう。

手順7 脱水する

洗濯機で約5分程度脱水をします。羽毛布団は水を含んでいるとかなり重たくなります。脱水をかけ過ぎると布団を傷めることにもなりますが、水分が残りすぎているのも干すときにかなり大変になりますので、洗濯機で適度に脱水をしてから干しましょう。

手順8 天日干しする

とにかく風通しを良くして、しっかりと中まで乾燥させることが大切です。物干し竿2本にかけると全体的に風が通るのでお勧めです。また、1~2時間おきに布団の向きを変えて全体的に風と天日が当たるようにしましょう。

上→下→表→裏と向きを変えていくといいでしょう。1日では中までしっかり乾かすことは難しいですので、2・3日に分けて天日干ししましょう。中までしっかり乾燥させることで、中の羽毛が開き保温性が高まります。

また、生乾きのままになってしまうと雑菌が繁殖して生乾き臭がする場合がありますので、気を付けましょう。そして、中まで乾燥できたら布団全体をバサバサとはたき、中の羽毛の偏りをとりましょう。

羽毛布団をコインランドリーで洗う注意点

コインランドリー

ご自宅の洗濯機では容量が足りない等で洗えないけど、クリーニングに出すのは値段が気になる。という方もいらっしゃると思います。そんな方にはコインランドリーを活用するのがお勧めです。

コインランドリーであれば容量の大きな洗濯機で洗うことができますし、乾燥機も併設されていますので乾燥機で乾燥させれば天候を気にする必要もありません。ただし、コインランドリーで洗うにもいくつか注意点がありますので、ご紹介します。

できるだけ、2~3枚まとめて洗う

コインランドリーの洗濯機は容量が大きいうえに、ドラム内に洗濯物の偏りができてしまうと洗濯機が緊急停止してしまいます。

お店にもよりますが、緊急停止してもお金は戻ってこないし、びしょびしょの布団をそのまま持ち帰らないといけないという事態にもなりかねません。

その為、ドラム内の偏りができるだけできないように羽毛布団を2~3枚まとめて洗い、全体の均等が保てるようにしましょう。ただし、毛布と羽毛布団を一緒に洗うのはお勧めしません。

毛布はとても水含みがいい為、脱水時に重さが偏り緊急停止の原因になります。

乾燥は約50分

コインランドリーの乾燥機は乾燥温度が服を基準にしてある為、布団を乾かすには少し温度が低くなります。約50分を目安に乾燥させ、終わったら中の羽毛が固まって玉状になってないかを触って確認しましょう。

玉状の塊がある場合はまだ完全に乾燥できていない状態ですので、様子を見て追加で乾燥させましょう。また、コインランドリーの乾燥機を使うと静電気が発生しやすくなります。

その為、静電気防止+香りづけや柔軟効果のある柔軟シートを一緒に入れるのがお勧めです。中の羽毛もふんわりと仕上がり、保温性も高まります。必ず静電気防止効果のあるものを使いましょう。

自宅で洗ってコインランドリーで乾燥

乾燥機

ご自宅の洗濯機で洗って、コインランドリーで乾燥させるというのもお勧めです。天候を気にせず洗濯することができますし、天日干しに比べて中まで確実に乾燥させることができます。

だたし、濡れた羽毛布団はかなり重たい為、運ぶのは大変かもしれません。

洗濯不可のものはクリーニング店へ

そもそも「洗濯不可」表示のあるものはご自宅でもコインランドリーでも洗濯することはできません。また、ご自身で洗う場合はいくつかの注意点があったり、布団を傷める可能性があるなど多少のリスクも伴います。

費用を抑えるという点ではセルフクリーニングはお勧めですが、確実性を考える場合はやはり信頼できるクリーニング店で水洗いをしてもらうのがいいでしょう。

まとめ

普段使うものだからこそ清潔に保ちたいですし、できるだけ手軽に手入れしたいですよね。今回ご紹介した注意点さえ守ればセルフクリーニングは十分できますので、ぜひ試してみてください。

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