台所のゴキブリ対策 侵入経路や対策のポイント
台所は、家の中でも最もゴキブリが出やすく、対策するには最も重要な場所です。台所のゴキブリ対策をしっかりすることで、約9割ゴキブリを防げるとも言われており、ゴキブリを発見する可能性を大きく減らすことにつながります。
ここでは、台所のゴキブリ対策として、侵入経路や対策のポイント等をご紹介します。
目次
なぜ台所にゴキブリが出やすいのか?
水がある
ゴキブリは、食料がなくても何日でも生きることができますが、水がないと生きられません。ゴキブリにとって水は重要なポイントになります。
台所で洗っていない食器を水につけたまま放置したり、食器を洗ったときに飛び散った水をそのままにしていると、ゴキブリ発生のリスクが上がります。さらに、飲み残しのコップなども置かれている場合もゴキブリ発生の要因となります。
食料が豊富
台所には、ゴキブリが好むニオイのするものがたくさんあります。野菜や果物、また調味料も十分ゴキブリのエサになります。さらに、生ゴミや食べ残しなどもゴキブリを寄せ付ける要因となります。
また台所は、食べカスや油汚れなども残りやすく、ゴキブリにとってはエサに困らない格好の場所なのです。
侵入口が多い
台所は、排水口や換気扇、また、家によっては窓や通風口など、ゴキブリの侵入口になる場所が多くあります。中でも特に気をつけなければいけないのが、シンクの下です。
普通に生活していると気づかない場所なので、放っておくと知らぬ間にゴキブリが侵入してしまいます。
台所はゴキブリが侵入しやすい?
上記にて少し述べましたが、台所には、ゴキブリの侵入口になる場所が多数存在しています。侵入経路になる可能性のある場所と、その対策についてご紹介します。
シンク下
シンク下の扉を開けると配管が見えますが、その配管周りの隙間からゴキブリが侵入してくる可能性があります。さらに、仕切りなどの板にも隙間があいていることもよくあります。一度扉を開けて、中をよく確認してみるとよいでしょう。
わずかでも隙間を見つけたら、テープ等で塞ぐことが大切です。
排水口
排水管からゴキブリが侵入してくる可能性があります。排水口には夜は蓋をしておくか、ネットをかけるのが安心です。
また、排水管の構造が重要で、S字型のトラップのないものだと簡単に侵入することができてしまうため、できれば水の貯まるS字型トラップのものに替えることをオススメします。
窓や通風口
台所の窓に網戸がついていることが多いと思いますが、隙間がないか確認しましょう。わずかでも隙間を発見したら、テープ等で塞いでください。
換気は大切ですので、ゴキブリを心配するあまり締め切ってしまうのではなく、隙間を塞ぐことを優先したほうがゴキブリ対策としては有効です。
通風口がある場合は、使っていなければ塞いでしまってもよいですが、ネットや網目の細かいストッキングを張って侵入を防ぐという方法もあります。
換気扇
換気扇が止まっているとゴキブリの侵入口になってしまうので、常に動かし続けることが重要です。ずっとつけているのが気になる場合は、換気扇専用のフィルターなどを使うという手もあります。
さらに、換気扇付近にハーブなどの、ゴキブリが嫌がるニオイをつけておくのも効果的です。
台所のゴキブリ対策のポイント
ゴキブリ対策として、寄せ付けない環境を整えることも重要です。台所にゴキブリが寄り付かなくなるためのポイントを3つご紹介します。
水回りのエサをなくす
まず、三角コーナーなどに生ゴミを放置するのはやめましょう。こまめに捨てることが重要です。排水口にたまった食べカスや汚れも、立派なエサになってしまいます。特に暑い時期は、嫌なニオイも出やすいので、定期的な掃除を心がけましょう。
物を詰め込みすぎない
食器棚やシンクの下などに、大量にものを詰め込んでしまうと、湿気が溜まりやすくなります。ゴキブリはジメジメしたところを好むので、湿気を溜めてしまうとゴキブリが棲みつく可能性を高めてしまいます。
さらに、掃除もしにくくなるので、汚れも溜まりやすくなり悪循環です。
食材や調味料は極力冷蔵庫に入れる
ゴキブリは、玉ねぎや果物などのニオイを好みます。常温保存ができる食材であっても、放置するのはゴキブリ対策としてはオススメしません。
また調味料も、液だれしていたり、蓋がしっかりしまらないタイプだったりすると、ゴキブリを寄せ付ける原因になります。冷蔵庫の中が一番安心なので、入れられるものは入れてしまった方がいいでしょう。
※こちらの記事では部屋からゴキブリを永久追放する方法をまとめてご紹介しています。