重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダの特徴と使い分け

掃除道具

このところお肌にも環境にも優しい掃除方法が注目されていますが、そのために欠かせない存在が「重曹」「クエン酸」「セスキ炭酸ソーダ」の3つです。掃除といえば洗剤しか使ってこなかったので、もっと早く知っていれば、と後悔しています。

この3つのそれぞれの特徴を把握することで、掃除が楽になったり時間短縮にもなります。正しく理解して使い分けることで掃除力を向上させましょう!

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重曹 クエン酸 セスキ炭酸ソーダ、それぞれの特徴について

汚れを落とす上で重要なのがpHです。アルカリ性であれば酸性の汚れ、酸性であればアルカリ性の汚れを落としやすくなります。あれ?なんか難しい話?と思わないでください!全然難しくありません。

ザックリまとめるとアルカリ性は油汚れ、酸性は水垢などに効果がある、ということです。では、それぞれの水に溶かしたときのpHはどうなんでしょうか?

  • 重曹:ごく弱いアルカリ性(pH8.2)水に溶けにくい
  • セスキ炭酸ソーダ:弱いアルカリ性(pH9.8)水に溶けやすい
  • クエン酸:弱酸性(pH2.1)水に溶けやすい
酸性の汚れとは

油脂、炭水化物、タンパク質などで具体的にはキッチンの油汚れやお風呂の皮脂などです。

アルカリ性の汚れとは

水垢や石鹸カス、尿石などで、浴室の鏡や水栓金具などについた石鹸カスや白い汚れ、トイレの黄ばみや尿石などです。

では、ちょっとしたクイズを出しますので考えてみてください!

鏡の水垢は?

答:クエン酸

スイッチやドアノブの手垢は?

答:セスキ炭酸ソーダか重曹

便器の水垢や尿石は?

答:クエン酸

血液は?

答:セスキ炭酸ソーダか重曹(つけおきしてから洗濯します)

電気ポットの水垢やカルキは?

答:クエン酸(満水の水にクエン酸を入れ沸騰させて1時間ほど置いてすすぎます)

お風呂の湯あかは?

答:セスキ炭酸ソーダか重曹

汚れに対する特性

鍋の焦げ付き

それぞれに「この汚れは任せておいて!」というものがあります。

重曹

研磨力を使って鍋の焦付き
軽めの茶渋

セスキ炭酸ソーダ

手垢や皮脂
油汚れ

クエン酸

水垢
石鹸カス

合わせ技

重曹とクエン酸を一緒に使うことで炭酸ガスが発生します。この炭酸ガスは弱酸性で、排水口や三角コーナーなどに効果があります。重曹は粉末のまま使い、そのあとでクエン酸水をかけることで炭酸ガスが発生します。

そのまま30分くらい置き、お湯で流してください。

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上手に使いこなす方法とは

家の中の汚れはほとんどが「ホコリ」「油」「水垢」になります。このうち「油」と「水垢」の汚れはどうやったら落としやすいのか?を覚えておきましょう。

油汚れ

油汚れは酸性なのでセスキ炭酸ソーダを使います。重曹でも良いのですが、アルカリ度からいってもセスキ炭酸ソーダの方が高く、洗浄力もあります。

油でベトベトになったお皿やフライパン、なんとなく洗うのはいやですよね。こういったものはセスキ炭酸ソーダをスプレーしておいてから洗うと簡単に落とすことができます。

水垢

水垢には何と言ってもクエン酸が効果的です。水が飛び散る蛇口やシンク周り、それに便器、浴槽、洗面台なども水垢がつきやすいところです。クエン酸をスプレーしてスポンジなどでこするときれいになります。

どれも水に溶かしてスプレーボトルなどに入れて使うと便利です。基本的な分量は水200ccに対してこんな感じです。

  • 重曹:5〜6g 小さじ1杯くらい
  • セスキ炭酸ソーダ:2gくらい 小さじ半分弱
  • クエン酸:5g 小さじ1杯くらい

作ってから2〜3ヶ月くらいで使い切るようにしてください。

それぞれを使う上での注意点について

手荒れ

肌にも環境にやさしい素材ですが、それぞれいくつか注意して欲しいことがあります。

クエン酸

使ってはいけないものは大理石やアルミ製品、酸性に弱いタイルの目地などです。また、金属に長時間つけておくとサビの原因になるので注意してください。絶対一緒に使ってはいけないのが塩素系洗剤です。

有毒ガスが発生するので注意してください!長時間使うと皮膚のタンパク質が壊されて軽い火傷のようになり、手荒れの原因になります。

重曹とセスキ炭酸ソーダ

使用できないところは白木、畳、革製品、ワックス塗りしたフローリング、土壁や漆喰の壁、表面加工されている家具、アルカリ腐食する金属やアルミ製品などです。

アルカリ度が高いので長時間素手で使うと手荒れなどの原因になります。

※全てのものにいえますが、もし目や口に入ったらすぐに洗い流してください。目に入った時はこすらずに、すぐに洗い流すようにしてください。その後違和感を感じたら病院で診てもらうようにしましょう。

まとめ

「重曹」「クエン酸」「セスキ炭酸ソーダ」それぞれの特性がわかれば上手に使いこなせます。それぞれのスプレーボトルに落とせる汚れを油性マジックで書いておくと便利ですよ。

あと、使ってはいけないところも書いておくのもオススメです。まずはスプレーボトルを用意して、どんどんいろんな汚れを落としてみましょう!

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