台所の床・壁の掃除の仕方 キレイを維持するコツ
台所の壁や床は、汚れていないように見えても、意外と汚れているものです。コンロの周りの床には油がはねたり、壁は油煙で気付かないうちにだんだんと黒ずんでいたり。掃除のコツをおさえて、きれいなキッチンを保ちましょう。
ここでは、台所の床・壁の掃除の仕方をご紹介します。
台所の床はこまめに拭き掃除
台所の床は、調理するたびに油や水がはねて汚れています。その汚れをそのままにしておくと、歩くたびに油よごれを他の場所に移してしまったり、ホコリと油が積み重なって床がべたついてしまうこともあります。
毎日、サッとひと拭きする習慣をつけましょう。私は、夕食の洗い物が終わった後、ついでに拭き掃除もしています。毎日の拭き掃除には、重曹スプレーを使います。重曹はアルカリ性なので、酸性の性質をもつ油汚れや手垢などに効果絶大です。
重曹スプレーは、百均で打っているスプレーボトルに、水200mlと重曹小さじ2杯を入れてよく振るだけで作れます。市販の洗剤を買うよりも安上がりですよね^^
拭き掃除の手順
- まずは、お湯でしぼった雑巾と重曹スプレーを用意します。
- 重曹スプレーを床に吹きかけます。
油のとびはねが多いコンロ下の床からはじめて、シンク側に移動しながら、シンク下の床まで吹きかけていきます。 - お湯で絞った雑巾で拭き掃除します。
重曹スプレーを吹きかけた時とは反対に、まずシンク下の床から拭きはじめ、コンロ側に移動しながらコンロ下の床まで拭きます。
油がとびはねたりして、最も汚れがひどいのはコンロ下の床です。この手順で掃除すると、コンロ下の床は重曹スプレーで濡れたままになっている時間が、少し長くなります。重曹の効果がしっかり効いて、油をキレイに落とすことができます。
また、油はねの少ないシンク側から拭き取ることによって、雑巾から汚れが床に戻るのを防いでいます。
台所の壁の掃除
コンロの近くの壁には油煙がつき、換気扇の近くの壁にはホコリがたまってしまいます。台所の壁も、週に1度くらいはさっと拭いておくと、汚れが溜まりません。まずは、重曹スプレーを吹きかけながら、壁全体をお湯でしぼった布巾で拭きます。
コンロ周りなど油はねがひどい場所は、重曹スプレーを吹きかけてから2~3分放置してから拭きましょう。その方が、油汚れがきれいに落ちます。また、とびらの取っ手など、よく触る部分には手垢がつきます。
手垢は皮脂の汚れなので、油汚れと同じ酸性。アルカリ性の重曹スプレーできれいに落とすことができます。
汚れがひどく、べたつきがある場合
壁や床にべたつきがある場合は、重曹スプレーだけでは落ちません。そんなときは、お湯を含ませたスポンジに重曹の粉末をつけて、軽くこすってみましょう。重曹の粉末には研磨効果もありますので、こびりつきやべたつきがよく落ちます。
ただし、クロスやフローリングを痛めてしまうことがありますので、注意して下さい。
気軽に掃除できるような工夫も大切
作業が大掛かりになればなるほど、掃除するのが面倒になりますよね? 毎日気軽に掃除できるような環境を作ることも大切です。ドラッグストアに「洗って使えるペーパータオル」という、厚手のキッチンペーパーが売られています。
乱暴に洗ったり絞ったりしても破れないので、かなり重宝します。
私がやっている掃除の工夫なのですが・・・。
- 1日のはじまりに、新しいペーパーをとって食器を拭くのに使います
- 1日の最後の洗い物が終わったら、食器を拭いた後のキッチンペーパーで、テーブルの上、壁、床を全て拭いてしまいます。
- 汚れたペーパーはゴミ箱に捨てるだけ
こんな使い方をすると、1日使い切りなので衛生的ですし、段取りを決めることで掃除の面倒さが軽減しますよ!
まとめ
いかがでしょうか。
台所の床・壁の掃除の仕方をご紹介しました。床の掃除は特に、汚れがひどくならないうちにこまめに掃除することが大切です。床の掃除だけなら、3分もあればできます。面倒と思わずに毎日やると、きれいなキッチンを維持できますよ!