重曹の上手な使い方と活用術(調理・食用編)

重曹

重曹、あなたは何に使っていますか?

重曹は純度によって種類が分けられます。純度100%は医療用、純度98〜99%は食用、そして純度95〜98%は工業用とされています。

さほど変わりがないようにみえますが、医療用と食用は食品を製造するのと同じレベルによって精製されていて、基準も厳しくなっています。

100円ショップなどに売られている掃除用の重曹はだいたい工業用のもので、食用のものはスーパーの食品コーナーなどに『タンサン』などという商品名で売られています。

今回は食用の重曹を使って調理をする使い方についてご紹介させていただきます。目からウロコの使い方もザクザク出てくるので楽しみにしてください!

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重曹の上手な使い方《調理編》

下ごしらえなどでの便利な使い方です。定番の使い方から意外な使い方まで、いろいろあるので参考にしてください。

やわらかくする

まさに庶民の味方です!安いお肉をふんわりやわらかくする魔法のような効果があります。鶏、豚、牛どれでも効果があり、やり方はとても簡単、重曹をただお肉にすりこむだけです。1時間から半日くらい、丸1日くらい置くともっとやわらかくなります。

重曹にはタンパク質を分解する力があるので、肉の筋繊維をほぐして肉がやわらかくなります。油や水と一緒に漬け込むことでさらにパワーアップします。調理するときはさっと水洗いをして重曹を落とし、水分を拭き取ってから調理しましょう。

茹で上がりの色を良くする

緑黄色野菜を茹でる時に少し重曹を入れると、鮮やかな色に茹で上がります。重曹の成分には着色作用があるので鮮やかになるそうです。

魚のぬめりや臭みを取る

魚料理を敬遠したくなる原因のぬめりや臭みですが、どちらも重曹で落とすことができます。重曹をそのまま魚にふりかけ、全体にこすることでぬめりや臭みが取れます。最後に流水で洗い流し、水分を拭き取ってください。

臭みだけならボウルに水とひとつまみの重曹を入れ、サッと洗うだけでも取れます。この場合も最後に流水で洗い流し、水分を拭き取ってください。

農薬やワックスを落とす

野菜や果物につきものの農薬やワックスも重曹で落とすことができます。重曹はアルカリ性なのでワックスを分離させる効力や、農薬に含まれた油分を落とすことができます。

ボウルに水とひとつまみの重曹を入れ、果物や野菜を入れて3分くらいおき、こすり洗いをしてそのあとは流水でよく洗い流してください。キレイに落とそうと長時間入れておくと、大事な栄養素まで失われるのでご注意ください。

アク抜き

アク抜き

山菜などのアク抜きには重曹がオススメです。アルカリ性で溶け出す山菜などのアクは重曹でしっかり抜くことができます。1リットルのお湯に重曹を小さじ1杯くらい入れ、山菜をつけて冷めるまで置いておきます。

そして水で洗い流してください。また、1リットルに対し重曹小さじ1杯入れた鍋で茹でても良いです。沸騰直前の温度の状態で30分くらい煮て、色が濃くなったら火を止めて流水にさらしてください。

パスタが中華麺にへ〜んしん!

パスタが余っているときや、あると思ってた中華麺がない!といったときにお試しください。1リットルのお湯に対し大さじ1杯くらいの重曹を入れて普通より少し長めに茹でてください。

重曹を入れると結構な泡が出るので、ビックリしないでくださいね。茹で上がったらお湯か水で洗い流してぬめりをとってください。中華麺に欠かせないのが”かんすい”と呼ばれるものですが、重曹をお湯に入れるとかんすいに変身するのだそうです。

ふくらます

お菓子作りなどで膨らませるのによく使うのはベーキングパウダーですよね。このベーキングパウダーは重曹にクエン酸などの酸性剤とコーンスターチなどの分散剤を混ぜたものです。

お菓子作りにおいては、色調が強いどら焼きなどは重曹を、バターケーキなどのようにふっくらさせたいときはベーキングパウダーが適しています。重曹と酸が合わさると二酸化炭素が発生して生地が膨らみやすくなります。

酸性の材料である小麦粉、バター、卵、牛乳などを使うものであれば重曹だけでも膨らますことができます。

食感を良くする

エビやイカなど炒めたり揚げたりするときに、下味にひとつまみ重曹を入れてみましょう。タンパク質が分解されてやわらかく、そしてプリップリに仕上がりますよ。安い冷凍エビを解凍するときにも、重曹と塩を入れた水で解凍すると同じ効果になります。

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重曹の上手な使い方《食用編》

重曹をそのまま食用に利用する使い方です。

ただし、重曹の摂取量は1日に5g以内が良いとされています。重曹5gは塩分1.37gに相当するので、塩分摂取の制限をしている方もご注意ください。

酸っぱさを中和させる

果物など思いもかけず酸っぱいときってありますよね。そんなときは重曹をササッとふりかけてみると、あ〜ら不思議、シュワシュワっとして酸味もマイルドになるんです!果物の他にもトマトなどの野菜や酢を使った料理にも使えます。

炭酸水

炭酸水

ここ数年ブームとなっている炭酸水ですが、炭酸水は飲むと二酸化炭素も一緒に体内に取り入れられます。酸素が足りないと判断した体は血管を広げて血流を良くするので、血行が良くなるという効果があります。

他にも疲労回復や胃腸を活発にしたり、消化を良くする効果などもあるようです。

さて、そんな炭酸水の作り方ですが、いたって簡単です!

コップに重曹とクエン酸を2gずつ入れて、そこへ冷たい水200ccを注ぐだけ!シュワシュワ〜って泡が出るのでコップは少し大きめのものを使ってください。ただしクエン酸も重曹と同じく医療、食用、工業用のものがあるので、食用のクエン酸をお使いください。

湯豆腐がトロトロ温泉豆腐に

水500ccに対し小さじ1杯の重曹を入れて湯豆腐を作ると、豆腐がトロッととろける嬉野温泉名物の温泉豆腐ができます。豆腐はアルカリ性なので、重曹を入れると溶けやすくなるんですね。

重曹を入れすぎると溶けてしまうので、入れすぎないようにしましょう。重曹は沸騰したあとに入れ、重曹を入れたあと強火にすると吹きこぼれることもあるので注意してください。

重曹の上手な使い方と活用術(掃除・脱臭編)

重曹の上手な使い方と活用術(健康・美容編)

まとめ

こんなにも使い方がある重曹、恐るべしですね。

食用の重曹は掃除用の重曹に比べて価格は高めですが、直射日光に当てない、高温多湿を避ける、密封容器に入れる、といった保管状態を保つと3〜5年くらいは品質が変わらないと言われています。

今まで掃除にしか使っていなかった方も、今度は食用の重曹にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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