イライラして眠れない時の対処法
「どうして私ばっかり・・・」
「何をやっても上手くいかない」
なんて日々の生活の中で、イライラしてしまう事ってありませんか?思い出すのも、考えるのも嫌になってしまいますよね。でも、こんな時ほど「早く忘れてしまおう」と思ってもなかなか忘れるのって難しいものです。
布団の中に入ってもイライラが治まらずなかなか眠れない、こんな時の対処法をご紹介します。
目次
イライラが起こる原因とは?
そもそもイライラってどんな時に起こるのでしょう?
自律神経の乱れ
活動モードの「交感神経」と休憩モードの「副交感神経」の2つのバランスを取っているのが自律神経です。そのバランスが乱れ「交感神経」が活発になっている時にイライラが起こりやすくなります。
ストレス反応
イライラを抱え込んでいる人は、ストレスホルモンと呼ばれる「アドレナリン」と「ノルアドレナリン」の分泌量が多くなっています。怒り悲しみなどに伴うストレスの反応でイライラしてしまいます。
不安を感じている
イライラの原因の1つに自分の不安を認めたくないと言う事があります。不安を認めず攻撃的な感情に置き換えて自身の心を防衛しようとしているのです。
他人への期待が高い
自分の思い通りに動いてほしいと言う期待が強い人ほど、思い通りの結果にならない時にイライラしてしまいます。これは他人に依存していて、外的環境に振り回され自分の感情のコントロールが出来なくなっている状態です。
ホルモンのバランスの乱れ
PMS(月経前症候群)の症状の1つで、生理前後や生理中はホルモンのバランスが乱れやくなりイライラしてしまいます。
どうしたら眠れるようになるのか?
イライラを静め眠るためにはどうしたら良いのでしょうか?
面白いテレビや漫画を読む
イライラしている時は別の感情を優位にする事が必要です。楽しいテレビや漫画を見て心の底から大笑いしてみて下さい。心のイライラをリセットする事が出来、安眠できるでしょう。
好きな物を食べる
甘いものはダイエットの大敵!と言って控えてはいませんか?リラックスホルモンの「セロトニン」の分泌には糖分が必要です。本当に食べたい大好きな物をゆっくり味わって食べてみて下さい。イライラが解消されて行くでしょう。
ただし、食べ過ぎは禁物です。
食事の改善
イライラが続いているのは不足している栄養素があるのかも知れません。食事内容を見直してみてはいかがでしょうか。
- トリプトファンと言う物質はセロトニンの材料で、セロトニンが不足すると幸福感を感じにくくなります。多く含まれる食品は・バナナ・牛乳・アーモンドなどがあります。
- ビタミンB1が不足するとイライラ、疲労感などの症状が出ます。多く含まれる食品は・大豆・ウナギ・卵黄などがあります。
- ビタミンCが不足するとストレス解消の妨げになります。多く含まれる食品は・いちご・オレンジ・ブロッコリーなどがあります。
頭を冷やす
イライラしている時は頭が熱くなっています、濡れタオルなどを使って頭を冷やし脳の温度を下げてあげましょう。前頭部もしくは後頭部を冷やす事によって脳の代謝を減速させる作用もあり、眠ることが出来ます。
ツボを押す
手のひらにある労宮と言うツボを押してみて下さい。ストレスやイライラを抑え、気持ちを落ち着かせる効果があります。こぶしを握った中指と薬指の先あります、1回5秒・5セット行うのがお勧めです。
大きな声で歌う
出来るだけ大きな声で思い切り歌ってみましょう。特に元気の出る歌がお勧めです。 ストレス発散になり、どんどんイライラが放出されていきます。しかし、夜中に歌うと近所迷惑になるので時間と場所を考えて歌って下さい。一人カラオケもいいと思います。
まとめ
イライラの原因の多くはストレスと自律神経の乱れだったのですね。ストレス社会と言われる現代ではイライラせずに毎日を過ごすと言うのは難しい事なのかも知れません。 しかし、それで不眠に陥っては悪循環です。
自分なりのストレス発散方法を考えて安眠を手に入れて下さい。
※こちらの記事では寝たいのに眠れないときの対処法をまとめてご紹介しています。