国保と社保の正しい切り替え手順は?二重加入になったらどうなる?

国民健康保険のしおり

就職などで社会保険に加入したのに、国保の納付書が送られてきておかしいな、と疑問に感じたことはありませんか?何か手続きをし忘れたかも、と不安に感じている人もいるかもしれません。

会社では社会保険の加入は行いますが、国保の手続きはしてくれません。だから国保の脱退は自分で行なわないと二重加入になって、保険料の二重払いや未納が起こってしまいます。

国保の脱退と社会保険の加入がセットになって初めて切り替えが行なわれるのです。

今回は国保と社保の切り替えの手順と二重加入になった場合の対処法についてご紹介します。

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社会保険の加入手続きは会社が行なう

入社すると、そこの人事部や総務部が社会保険加入の手続きをしてくれます。ここで説明する社会保険とは、組合保険、協会けんぽ等、会社員が加入する健康保険のことです。社会保険の加入日は原則として入社日です。

保険証は後日送られてきます。社会保険の保険証を受け取ったからといって、保険の切り替えが完了した訳ではありませんので、このままでは国保と社保の二重加入になってしまいます。何故なら、国保の脱退の手続きをしていないからです。

国民健康保険の脱退の手続きは自分で行なう

窓口

社会保険の加入は会社が行なってくれますが、国保の脱退は自分で市役所の窓口で行わないと国保と社保の切り替えが行われず、二重加入の状態になります。そうすると保険料の二重払い、あるいは国保保険料の未納になってしまいます。

国保は市町村、社会保険はその保険者(健康保険組合等)の制度で、別々の管轄です。社会保険に入っても国民健康保険には加入通知が届きません。

だから、自分で市町村の窓口に行って「社保に入ったから国保は脱退しますね」という切り替えの手続きをするのです。

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二重加入時は国保の保険料の支払いが続く

国保に入っていると、保険料の納入書が送られてきます。社会保険に入っていて二重加入になっていても同じです。すると、保険料を口座引落にしている場合は、国保の保険料の引き落としが毎月続くことになります。

こういった自動引落は意外と見ていないもので、そのまま何カ月も経過することがあります。そしてある日「国保の保険料が引き落とされている!」と、やっと二重加入だということに気づくのです。

二重加入のときの国保の保険料は返ってくる

納付書

二重加入していた時に支払っていた国保の保険料は戻ってこないかと言えばそうではありません。市町村の窓口で、国保の脱退の手続きをすれば二重加入していた間の保険料は戻ってきます。

必要なのは免許証などの身分証明書と健康保険証です。健康保険証に記載されている資格取得日が国保の資格喪失日となります。ただし、さかのぼって払い戻される期間は2年までで、それ以前の支払い済の保険料は戻ってきません。

二重加入のときの保険料の未納は解消できる

口座振替で二重払いになるときもありますが、金融機関の窓口での支払いを選択していて何もしていないとその間は未納扱いとなり、一定期間経つと催促状が来ます。ここで慌てて二重加入に気づく人もいます。

この場合も二重払いと同じように国保の脱退の手続きをすれば未納状態は解消できます。

まとめ

会社に就職して、国保から社保に切り替わる場合は必ず国保の脱退手続きを自分で行ないましょう。手続きを行なわないと、国保と社保の切り替えが行なわれず、二重加入の状態になり、保険料の二重払いや未納につながります。

二重加入の状態が分かった場合も、さかのぼって国保の脱退手続きをすることによって解消できるのですぐに市町村の窓口へ行きましょう。いずれにせよ、「国保の手続きは必ず自分で行なう」ということが今回のポイントです。

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