なぜ虫歯の治療は一日で終わらないの?色んな事情があった!

治療道具

虫歯の治療って1回で終わることはあまりありませんよね。仕事をしていると、希望の時間に予約を取ることができず、治療がすべて終わるまでに数ヶ月かかってしまうこともあります。

また、時間のやりくりをして行ったのに、治療は数分で終わってしまった時など、腑に落ちないですよね。中には、通院時間が確保できず、治療を途中で挫折してしまった人もいるのではないでしょうか。

短期間で終わらせたい虫歯治療、なぜ一日で終わらないのでしょうか。

スポンサードリンク

治しているのは虫歯だけではない

歯医者さんは、虫歯の症状だけを診るのではなく、その原因やかみ合わせ、歯周病の有無などのさまざまな項目を考慮しながら、治療計画を提案しています。

なので、自分が思っているよりも長い期間、歯医者さんに通わなければならない場合があります。

まとめてできる治療が少ない

歯の模型

虫歯の治療は、そもそも時間がかかるものが多いのです。

  • 治癒のための時間
  • 治療の経過を見るための時間
  • 補綴物(冠、ブリッジ、入れ歯など)を作る時間

上記のものはどれも一定の時間を要する治療です。経過が良いときは問題ないのですが、特に虫歯が進行している根幹の治療などは、経過に問題があると、1から治療をやり直さねばならないこともあります。

そうなると、患者側にも医院側にも大きな負担がかかります。なので、どうしても一定の時間が必要です。

歯の治療の回数の目安

虫歯治療にかかる大体の期間と回数を紹介します。処置後の経過によっても回数は変わりますので、詳しくは治療を受けるときに歯医者さんと相談してください。

神経を残せる虫歯治療 週1ペースで1~3回

小さい虫歯は樹脂を使って1回で直せますが、大きなものになると詰め物が必要になり、1週間ほど時間がかかります。

根幹治療 1、2ペースで2回以上

歯の根っこの治療には根気が必要です。痛みが引いても症状が出ているときは治療が続くので、時には数ヶ月かかることもあります。

抜歯 1回~4回

抜く処置は1回で終わりますが、歯茎に腫れなどがある場合は時間がかかります。

スポンサードリンク

レセプト(診療報酬)に上限がある

一日に何点までという診療方針が決まっているので、1回の治療で数種類の治療を行うことができない場合があります。1人の患者さんに対し、1度にたくさんの治療をしてしまうと、上限を超えてしまい行政指導を受けることがあります。

また、診療報酬を申請するためのカルテの記載法が複雑で、記載が不十分だと不正申請とみなされることがあります。そのため、歯医者さんの事務作業量は意外と多く、実質的に診療に当てる時間が抑制されている傾向にあります。

たくさんの患者さんが予約を取れるようにするため

上記のような保険制度のため、歯医者さんは多くの患者を抱え、薄く、広く診療しないと経営が難しい状態です。

一人ひとりに密度の濃い治療をしていると、1日に診療できる患者の数が少なくなってしまうので、多くの患者さんが予約を取りやすくするために、長時間の予約を避ける傾向にあります。

医師が診療をしない時間を作らないため

診療器具

せっかく長時間の予約を取っていても、ドタキャンする患者さんはいます。そうなると、長時間の診療時間が無駄になってしまうこともあります。ですので、無理に1回に治療を詰め込むことをせず、数回に分けているのです。

まとめ

歯医者さんに通院するときは、できるだけ少ない回数で済ませたいものです。しかしながら、診療にはさまざまな制約があり、なかなか患者さんの希望通りに行かないこともあるようです。

ただでさえ、歯医者さんに行くのは気が重いものなので、できるだけストレスなく通いたいものですよね。

最近では患者さんの都合を優先してくれたり、治療方針の希望を聞いてくれたりする歯医者さんも増えて来ましたので、どうしても都合がつかないときや希望があるときは、ぜひ相談してみてください。

※この記事がお役にたちましたらSNSで共有をお願いします。
スポンサードリンク

コメントを残す

このページの先頭へ