賃貸での保証人の役割と条件!連帯保証人との違いは?

オートロック

進学や入社、転勤などで始まる新たな生活。賃貸マンションやアパートの契約で必要になってくるのが《保証人》です。保証人って何?本当に必要なの?何だか面倒くさそう。そんな疑問がわいてきませんか?

今回はその保証人の役割や条件、連帯保証人との違いについてご紹介します。

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なぜ保証人が必要なのか?

そもそも何故、部屋を借りる時に保証人が必要なのでしょうか?結論からいえば大家さんが家賃や部屋の修繕費などを貰い損ねることがないように、です。

保証人の意味は2つあります。

  1. 保証債務を負う人(民法による)
  2. 身元などを保証する人

賃貸での保証人とは1.のほうですね。2.は就職などの時の保証人のことです。

保証人と連帯保証人の違い

契約

保証人と連帯保証人では責任の重さが全然違います。どちらが重いかというと圧倒的に連帯保証人のほうが責任は重いです。例えば部屋を借りている人(借主)が家賃を滞納していたとします。

保証人は大家さんから「借主の代わりに家賃を払ってくれ」と請求されても「嫌だ」と突っぱねることができます。連帯保証人は「払ってくれ」と言われたら借主の代わりに滞納している家賃全額を払わないといけません。

基本的に保証人は、大家さんが借主と連絡がつかない時に「連絡がつきますか?」と大家から連絡がくるくらいで、大きな責任はありません。

ちょっと難しい法律用語でいうと

  • 催告の抗弁権
    保証人が債権者から家賃などの返済を求められた時、賃貸借契約を結んだ本人に「他に取り立てが可能な財産(土地など)があるのなら、まずはそちらの回収からお願いします」と主張できる権利。(民法453条)
  • 検索の抗弁権
    保証人が債権者から家賃などの返済を求められた時、賃貸借契約を結んだ本人に「他に取り立てが可能な財産(土地など)があるのなら、まずはそちらの回収からお願いします」と主張できる権利。(民法453条)
  • 分別の抗弁権
    保証人が何人かいる場合、借金の額をその人数で割った額についてのみ支払いの義務が発生するということ。(民法456条)

※Aという借主が9万円の滞納をしている場合で、保証人が3人いたとすると1人当たり3万円のみの支払いでいい、ということ。 以上、3つの権利があります。

なんだか宅建の問題みたいですが、要は前述のとおり「私にはそんな責任はないでしょ」と突っぱねることができるということです。

では連帯保証人の場合はどうでしょう。連帯保証人の場合は法的にも完全に、借主と同じだけの責任があります。保証人に認められている3つの権利は認められません。連帯保証人の責任は本当に重いです。

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保証人の条件(迷惑はかからない?)

極端な話ですが普通の保証人ならば、親戚などにも頼めるでしょう。ですが、連帯保証人となると話は違ってきます。連帯保証人には条件があり、それは《賃貸物件の家賃を支払えるだけの収入がある》ということです。

理由は前述のとおり、借主が家賃を支払えない場合、肩代わりをしなくてはならないからです。ですから連帯保証人になってもらうのは、両親や兄弟姉妹という人が多いですね。

そう考えると連帯保証人を頼むことは迷惑がかかるかどうかはこちら次第ということになります。頼んだ人に迷惑をかけないように家賃の滞納などはしないようにしたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最近は連帯保証人を頼める親や兄弟姉妹がいない、という人も増えてきました。そういった人などのために「賃貸保証会社」を利用するという方法もあります。自分が頼む立場だけではなく、頼まれる立場になるかもしれません。賃貸保証会社についてはこちらの記事をご覧ください。

賃貸保証会社とは?選び方や審査基準、現状の問題点など

もしも誰かに「保証人になってほしい」と頼まれたら、たんなる保証人なのか連帯保証人なのか、必ず確認をしてくださいね。

 

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