免許更新のハガキが来ない!更新できない?いつ来るの?
「そろそろ免許更新の月なのにハガキが来ないぞ!?」
そんな状況で焦ったことはありませんか?早めに気づけばいいですが、更新期間が過ぎてしまってからではいろいろと面倒です。今回は免許更新のハガキが来ないときの対処法についてご紹介します。
目次
ハガキが来る時期
免許更新のハガキが来る時期は各都道府県によって数日の差がありますが、だいたい誕生日の約1か月前~40日前となっています。免許更新時に受けなければならない講習の区分が約40日前に決定しますので、それ以前に届くことはありません。
ハガキが来ない理由
免許更新のハガキが来ない理由は様々ですが、以下の3つが考えられます。
住所変更の届け出
引っ越しをして、様々な手続きを済ませたけれど、免許証だけ住所変更の手続きを忘れていたという人はかなり多くいるようです。
ハガキが来ないときに、まず最初に確認していただきたいのが、免許証に記載されている住所と現在の住所に相違がないかです。
郵送中の事故
郵便局による調査では郵便事故は約0.3%程度の確率で発生しています。もしかしたら、運悪くあなたもその0.3%かもしれません。
公安委員会での事務処理事故
事務処理をするのは人間ですから、人為的なミスは避けては通れません。郵便事故か公安委員会どちらの事故なのかは問い合わせてみないと判断できませんが、可能性として0ではないでしょう。
ハガキが来ない、失くしたときの対処法
では、ハガキが来ないとき、誤って失くしてしまったときはどうしたらいいのでしょうか。
ハガキの再発行
ハガキを失くしても再発行はされません。大切に保管しましょう。
ハガキは無くても可
ハガキを失くしたからといって更新できないわけではありません。警察署や運転免許センターにて、ハガキを失くしてしまった、届かないことを受付で伝えましょう。
別の窓口にて講習区分の確認などを行い、通常の手続きと同じ手順、持参物(免許証、印鑑、手数料+住所変更があるときは住所が確認できる発行物の住民票、保険証、消印のついた郵便物、公共料金の領収証)で行うことができます。
更新期間を過ぎての更新はできる?
うっかり更新期間をすぎてしまった時も救済措置はあります。あわてず、以下のことを確認し、ご自身の状況にあった手続きを進めて下さい。
手続きについて
更新期間が過ぎてしまっていますので、本来受けるべき更新手続きだけでは更新することができません。
更新手続きから6か月以内
更新期間が過ぎてしまっても6か月以内なら、適性試験と講習の受講で免許を再取得することができます。
1年を過ぎている場合
なにもせずに更新期間から1年が経過すると、完全に1から免許を取り直さなければなりません。自動車教習所に通うとなると、かなりの費用と日数をかけることになりますので、更新期間内に手続きを済ませたいところです。
やむをえない理由の特別措置
病気などでやむをえない理由がある場合には、
- 更新期間から3年以内
- 理由がおさまった日から1か月以内
以上の条件で、その理由を証明できる書類を提出することで、適性試験を受けて更新が可能になります。
免許更新の期間
免許更新案内のハガキについて見てきましたが、ここで免許の更新期間はいつからいつまでなのか再度確認しておきたいと思います。
免許更新ができるのは、“更新年の誕生日の前後1か月”です。例えば、3月3日が誕生日ならば、2月3日~4月3日の間ということになります。
まとめ
本来ならば届くはずのハガキが来ないと不安になってしまいますが、冷静に届かない原因をさぐり、適切な対処をすることで、すんなりと更新手続きをすることができるでしょう。
しかし、6ヶ月間の猶予があるにしても、なるべく更新の手続きは早めに済ませたいところです。スケジュール管理を徹底して更新期間に余裕のある手続きをして下さいね。