給与天引きの厚生年金ってなに?そもそもいくら払うの?

給与

「なんでこんなに給料が減っているの?!」と、給与明細を見て驚いたことはありませんか?健康保険や雇用保険、所得税、住民税などが毎月の給与から引かれていますが、それらのなかでも大きな割合を占めるのが「厚生年金」です。

今回は厚生年金とは何なのか、そもそもいくら払えばよいかなどわかりにくい部分についてご紹介します。

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「厚生年金」とは?

厚生年金とは、企業で働く会社員を対象とした年金の制度のことをいいます。あなたと勤めている会社が、保険料を半分ずつ国へ支払っています。働いている70歳未満の方は基本的に保険料を支払わなくてはいけません。

そして、将来あなたが65歳になった時から年金を受け取ることが出来ますが、その為には最低でも25年以上、保険料を支払う必要がありました。しかし、平成29年8月1日からは「25年以上」から「10年以上」へと短縮されています。

厚生年金はいくら負担するの?

年金

厚生年金の保険料は年収によって異なりますので、人によって負担する金額も変わってきます。では、どのようにして保険料を決めるのでしょうか?それは、“保険料率”です。

年収に保険料率をかけた金額が、厚生年金の保険料となります。保険料率は、2004年から毎年9月に0.354%ずつ引き上げられてきました。そして2017年9月からは18.3%に固定されることが決まっています。

給与に保険料率をかけた金額を会社とあなたが半分ずつ支払うことになるので、実際には給与の9.15%をかけた金額をあなたが支払うことになります。

万が一の時のために、厚生年金の支払いについて下記について頭に入れておくとよいでしょう。

休職、もしくは産休中の保険料は?

厚生年金の保険料は、休職中も支払わなくてはいけません。その間は給与天引きが出来ないため、会社が立て替えて支払ってくれます。ただ、産休中と子供が3歳になるまでの育児休業中は支払いが免除されます。

この場合は、会社が負担する分の保険料も、同じく免除となります。

厚生年金の免除について

厚生年金は、一定の条件を満たせば免除される制度があります。

保険料免除(一部納付)制度

経済的な理由等で保険料を支払えないときには、市町村区へ申請すると全額を免除または一部納付へ変更することが出来ます。

若年者納付猶予制度

学生でなくても、両親と同居していて収入の低い人は保険料の支払いが猶予され、負担できるようになった時点で保険料を改めて支払うことができます。

学生納付特例制度

20歳以上の学生で所得が低い場合、在学中は支払うことなく、社会人になってから保険料を支払うことが出来ます。

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厚生年金は何に使われるの?

あなたが毎月負担している厚生年金は、高齢者の方が受け取る年金の支払いに使われています。

また、病気やケガで障害が残った時の保険の支払い(障害年金)や、万が一被保険者が亡くなってしまった時に遺族へ年金を支払う(遺族年金)場合にも、厚生年金は使用されます。

しかし、それらの年金の支払い以外の用途にもあなたが負担する厚生年金が使用されているのはご存知でしたか?

厚生年金は、日本年金機構が運用するオンラインシステムの開発や管理、そして年金の適用・徴収・給付に関する経費にも使われています。保険料を徴収する臨時職員の給与もここに含まれます。

以前は、この保険料を使ってグリーンピアと呼ばれる保養施設が多く建てられたり、住宅融資のお金としても使われていました。

まとめ

今回は厚生年金についてご紹介しました。

給与明細を見た時に、負担額が大きいため驚くこともあったかもしれません。あなたが負担した厚生年金は、誰かの年金として生活の役に立っているのです。

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