国民年金と厚生年金の違いは?重複したら返金される?

年金

国民年金と厚生年金、この2つが違うのはなんとなく知っているけれど、具体的には説明できないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、国民年金と厚生年金の違いと、もしこの2つの年金を重複して支払ってしまった場合の返金についてご紹介します。

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国民年金と厚生年金の違いは?両方加入する必要があるの?

国民年金(基礎年金)

国民年金は「日本に住んでいる20歳以上60歳未満の全ての人」が加入する年金です。企業で働いていなくても加入する義務があるので自営業の方や学生、専業主婦、無職の方でも保険料を納付する必要があります。

保険料は毎年決められた額(平成29年は月16,490円)を納めることになります。

厚生年金

厚生年金は「会社などに勤務している人」が加入する年金です。厚生年金は、雇用されている人ならば20歳前でも加入する必要があります。保険料は、定率で決められた額を被保険者と被保険者を雇う事業主が半額ずつ負担します。

被保険者が支払う保険料は毎月の給与や賞与から控除され、事業主が支払う分と合わせて年金事務所に翌月末までに納められます。厚生年金の保険料の内訳は次の通りになっています。

厚生年金 = 国民年金分 + 給与に応じた額(報酬比例部分)

つまり、厚生年金に加入されている方は自動的に国民年金の分も保険料を支払っていることになります。そのため、厚生年金を払っている方が国民年金も同時に払う必要はありません。

厚生年金と国民年金が重複したら返金は受けられる?

通帳

厚生年金と国民年金が重複する場合

厚生年金に加入手続きを行うと、国民年金の脱退手続きも自動で行われます。厚生年金への加入手続きは就職した企業が行ってくれるので、年金の加入・脱退のために自分で年金事務所に行って手続きを行う必要はありません。

ただし、就職した月の国民年金を既に支払っていた場合や国民年金を半年分、または一年分前納していた場合は、同じ月の厚生年金と国民年金を同時に支払っている状態になってしまいます。

もし、国民年金と厚生年金の保険料を重複して支払ってしまっても、次にご紹介する手続きをとれば、重複した国民年金保険料を返金してもらうことができます。

国民年金と厚生年金が重複した時に返金を受ける方法

国民年金保険料過誤納額還付請求書」を年金事務所に提出する

通常、就職してから1、2か月経つと年金事務所から「国民年金保険料過誤納額還付・充当通知書」というものが送られてきます。

この内の「国民年金保険料過誤納額還付請求書」に振込用の口座情報を記入し、郵送または年金事務所に直接持って行って提出します。

もし、国民年金と厚生年金を重複して払っているのに「国民年金保険料過誤納額還付・充当通知書」が届かない場合は、年金事務所に連絡をして確認しましょう。また、誤って捨ててしまった場合も、年金事務所に連絡すれば再発行が受けられます。

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国庫金振込通知書」が届く

提出した「国民年金保険料過誤納額還付請求書」が受理されると、「国庫金振込通知書」が送られてきます。「国庫金振込通知書」には、振込予定日、振込先金融機関名、自分の住所・氏名、振込金額が記載されているので確認しておきましょう。

重複した国民年金が返金される

「国民年金保険料過誤納額還付請求書」を提出してから1,2か月後に、指定の口座に重複した国民年金が返金されます。

なお、「国民年金保険料過誤納額還付請求書」で返金方法に「郵便局の窓口支払い」を指定することも可能です。

ただし、「国民年金保険料過誤納額還付請求書」の説明には「窓口支払は日数がかかり、事故の発生も考えられますので、できれば口座振込をご利用ください。」と書いてあるので特に理由がない限りは口座振込を利用した方が良さそうです。

まとめ

国民年金は20歳以上60歳未満の方なら誰でも加入する必要がある年金です。

一方、厚生年金は企業に勤めている方が国民年金分に加えて給与に応じた額を支払う年金なので厚生年金に加入の方は国民年金保険料を支払う必要はありません。

もし、国民年金と厚生年金を同時に支払ってしまった場合は、手続きを行えば重複した国民年金を返金してもらう事が出来ます。逆に言うと、手続きを行わないと返金が受けられないので国民年金過払い分が損になります。

そうならないよう「国民年金保険料過誤納額還付請求書」が届いたら忘れないうちに手続きを行いたいですね。

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