いぼ痔の手術にかかる費用は?何日で完治する?

座薬

いぼ痔には、肛門の皮膚にできる外痔核と、直腸にできる内痔核があります。外痔核や、内痔核でも脱肛の症状がない軽度のいぼ痔なら、軟膏など手術以外の方法で治療することができます。

しかし、脱肛が酷い場合は手術が必要になるケースもあります。それぞれの病院によって、取り扱っている手術の方法は違います。医師の説明を聞くうえで、どんな手術の方法があるのか、事前に少し知っておくことは大切です。

今回は、いぼ痔の手術の方法や、費用、完治するまでにかかる期間などをご紹介します。

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いぼ痔の手術

結紮(けっさつ)切除

痔の手術としては昔から行われている最もポピュラーな方法です。はさみやメスを使って、痔核とその周りの皮膚を切除します。 結紮切除は、いぼ痔の進行具合に関わらず、おこなうことができます。

痛覚神経のある皮膚の部分を切除するので、手術後も痛みが続きます。痛みには、鎮痛剤を服用することで対処します。個人差はありますが、7~14日程度の入院が必要になります。 手術にかかる費用は、3割負担で20,000~35,000円です。

ALTA療法(ジオン注射)

内痔核のほとんどの症例で適応できる手術の方法です。現在では、ALTA療法をメインで行っている医療機関が増えています。この手術は、切除するわけではありません。

いぼ痔の部分に、ジオンという薬剤を注射して血管に炎症を起こさせ、痔をつぶしてしまうといった方法です。痛覚神経のない粘膜に注射をするため、手術中でも痛みを感じません。

手術をした後は、数日間の出血はありますが、痛みはありません。脱肛の症状も1週間~1か月で徐々に回復していきます。注射そのものは5分~15分と短時間で終わるので、日帰りでの手術が可能です。

また、治療したその日から排便や入浴をすることもできます。手術にかかる費用は、3割負担で20,000~35,000円です。

ジオンという薬剤の特性上、妊娠している女性や授乳中の女性、15才未満の子供、透析治療を受けている方は、この手術を受けることができません。

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PPH法

イタリアで開発された、新しい痔の手術です。はさみやメスなどの器具を使わずに、痔を治療するために開発された専用の自動吻合器を使って手術をします。

痔によって、たるんでしまった直腸の粘膜を2センチ幅で環状に切除してから、繋ぎ合わせます。 これにより、脱肛した痔核を吊り上げて肛門内に収めます。

切除にしたことで血管を遮断しているので、痔核は1か月くらいかけて徐々に小さくなっていきます。手術にかかる時間は約15分くらいです。

痛みがないので日帰り手術も可能ですが、合併症を起こす危険性もあるため3泊4日程度の入院を必要とする病院が多いようです。手術にかかる費用は、3割負担で60,000円程度です。

他にもいろいろな手術の方法が!

悩む男性

上記の3つの手術以外にも、いろいろな手術の方法があります。

  • 輪ゴム結紮術
    内痔核の根本を輪ゴムで縛って、腐らせて取り去る方法
  • ICG併用レーザー治療
    レーザーを吸収するICGという薬を痔核に注射し、レーザーを照射して痔核を小さくする方法

これらの治療法は現在ではほとんど行われていません。より治療効果の高いALTA療法で、治療することが多くなっています。また、痔の症状によって、ジオン注射と結紮切除術を併用した手術をおこなっている病院もあります。

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まとめ

いかがでしょうか。いぼ痔の手術の方法はいろいろあります。手術の方法を少しでも知っておくことで、医師から説明される際も、理解しやすくなると思いますので、予備知識としてぜひ参考にして下さいね!

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