口の中が苦いと感じる原因と可能性のある病気は?

女性の口元

苦いものを食べたわけでもないのに、口の中が苦いと感じたことはありませんか。思い当たる節がないのに、苦みを感じているのは、気持ちの良いものではありませんよね。長く続くような場合は病気のサインかもしれません。

今回は、喉や口の中に苦味を感じる原因をまとめました。最近、口の中が苦いと感じている人はぜひ参考にしてみてください。

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胆汁の逆流

胆汁は、脂肪を消化するために必要な消化液で、肝臓で作られ、胆嚢に貯蔵されたあと、十二指腸で食べ物に注がれます。この胆汁が逆流すると、胃が荒れてしまいますが、さらに食道に逆流し、喉もとまでくると、苦味を感じることがあります。

胆汁が逆流する原因

加齢によって食道の筋肉の締まりが弱くなる、肥満で腹部が圧迫される、ストレス、姿勢が悪い、食生活の乱れなどです。

逆流性食道炎

舌を出す女性

逆流性食道炎とは、逆流した胃液で食道の粘膜が炎症を起こす疾患です。胃液が喉もとまでくると、口の中が苦く感じることがあります。

他にも胸焼けを感じる人が多く、胸の痛み、呑酸、頻繁なゲップ、咳、喉の違和感、声が枯れるなど症状が現れることがあります。

逆流性食道炎の原因

加齢や肥満、ストレス、姿勢が悪い、食生活の乱れ、胃酸過多などが原因でおこります。

味覚障害

舌の表面にある「味蕾」は、味を感じる細胞で、とても短いサイクルで新陳代謝をくり返しています。この新陳代謝がスムーズに行われないと、味覚障害が起きて苦味を感じることがあります。

味覚障害の原因

「亜鉛」は、体内に存在する多くの酵素の構成成分になるミネラルで、細胞の形成や新陳代謝を促す働きがあります。そのため、亜鉛が不足すると、新しい味蕾を作りだすことができなくなり、味覚障害を引き起こします。

カキ、レバー、アーモンドなどの亜鉛を多く含む食品を積極的に食べることで改善が期待できます。サプリメントなどでも摂れますが、過剰摂取は副作用があるので、1日8~16㎎を目安に摂るようにしましょう。

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ドライマウス

唾液が少なくなり口の中が乾燥すると舌苔などにいる細菌が繁殖しやすくなります。細菌は口臭のもとなるガスを発生させます。このガスが唾液に溶けこむと、苦味を感じます。

ドライマウスの原因

唾液はストレスなどでも少なくなりますが、口呼吸をしていると口が常に開いている状態なので、ドライマウスになりやすくなります。

慢性的な鼻炎や花粉症などで鼻がつまっている人は、鼻呼吸ができるように口呼吸の原因となっている症状を緩和しましょう。また、病気により唾液が出にくくなってしまう人もいます。

唾液の分泌を促進する薬などがあるので、口腔内の乾燥で悩んでいる人は一度受診をしてみるのがおすすめです。

虫歯・歯周病

虫歯や歯周病の原因菌に感染したときに発生する物質と唾液が混じることで苦みを感じることがあります。

虫歯・歯周病の原因

歯周病の原因菌や虫歯菌といわれるミュータンス菌が口腔内に留まることで、症状が悪化していきます。

肝機能の低下

肝臓は体内に入ってきた有害物質を解毒する働きがあります。肝機能が低下すると有害物質が十分解毒されなくなります。有害物質の中には口の中で苦味を発生させるものがあるので、口の中が苦く感じることがあります。

肝機能低下の原因

お酒やタバコの過剰摂取で肝臓に大きな負担がかかると、肝機能が低下してしまいます。肝臓を休ませる日を作る、お酒やタバコの量を控えるなどをしましょう

まとめ

口の中が苦く感じるさまざまな原因を紹介しましたが、思い当たることはあったでしょうか。ほかにも、目薬や薬の副作用で苦みを感じることもあります。口の中の苦みが長期間続くようであれば、それは病気のサインかもしれません。

体からのサインを見逃さず早めに対処すれば、病気でも大事に至らなくて済みます。バランスの取れた食事をし、美味しく味わっていつまでも健康的な日々を送りたいですね。

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