地震の時に家の中で安全な場所はどこ?トイレが安全って本当?

耐震

大きな地震が起きたとき、家の中ならどこが安全な場所だと思いますか?まず頭に浮かぶのが机の下に隠れるという行動ですが、果たしてこの行動は正しいのでしょうか。トイレが安全だという話、聞いたことがあるのですが本当でしょうか。

一体家の中ではどこが安全なのか。ご自宅の安全ゾーンを見つけておいて、忘れた頃にやってくる災害に備えておきましょう。

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安全な場所の定義

安全な場所=安全ゾーンとは、「落下物や転倒物が少なく閉じ込められない場所」です。

【安全ゾーン1】落下物が少ない場所

高いところに置いてあるものや照明器具などは、大きな揺れで落下する危険があります。食器棚の食器や戸棚、本棚、タンスなどからも物が落ちてくるかもしれません。

また窓ガラスや食器棚などのガラスは割れると飛び散る危険があるので、窓際やガラスのある家具のそばも近寄らない方が安全です。ガラスは飛散防止のフィルムを貼っておくことをお勧めします。

【安全ゾーン2】転倒物が少ない場所

タンスや戸棚、食器棚などは転倒する危険があります。地震が起きたときには大きな家具から離れた方が安全です。特に寝ているところに家具が転倒すると危険なので、地震が起きることを想定して家具の配置など確認をしてください。

転倒防止のグッズは100円均一でもたくさん売られているので、今のうちに対策をしておいてください。

【安全ゾーン3】閉じ込められない場所

机の下に隠れるのは転倒物から身を守ってくれますが、逆に転倒物によって閉じ込められてしまう危険があります。部屋の隅に置いた机などは、出口をふさがれてしまうと逃げ場がありません。

何かの下に隠れるなら、四方から出入りできる食卓などが良いでしょう。

安全な場所とは上記の3つがクリアできる場所です。家の中を見渡してみると、意外と少ないかもしれません。ガラス飛散防止のフィルムを貼ったり転倒防止対策をして、安全ゾーンを作っておくことが望ましいです。

命の三角形(三角スポット)とは

命の三角形

あまり聞き馴染みはないと思いますが、アメリカのレスキュー隊の人が実際に災害現場を目にした上で安全な場所として広めたものです。

一体どこ?

イメージしてみてください。大きなタンスがあり、少し離れたところにもう一つ本棚があるとします。たとえば地震でタンスが倒れて本棚にぶつかると、タンスが斜めになり双方の間に三角形の隙間ができます。

その三角形の隙間を三角スポットといい、地震のときはその隙間に避難するのが安全だというものです。確かに安全そうですが大きな揺れだとタンスや本棚が前後左右に動いて、三角スポットが崩れてしまうことが考えられます。

揺れによって家具がどう動くのかは予想できません。またどちらかの家具の強度が弱い場合も、崩れてしまう可能性があります。

三角スポットに避難するか、それとも机やテーブルなど隠れるかは状況によって違ってきますが、三角スポットというものを覚えておくと、いざというときに役立つかもしれません。

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家の中の安全な場所とは

では具体的に安全な場所とはどこなのでしょうか?

トイレは?

地震のときに安全な場所がトイレだといわれていますが、その理由は柱が多いからです。ですが集合住宅だと当てはまらないこともあり、建築法も変わったのでトイレが柱で囲まれているとは限りません。

ましてや密室になっているので、トイレのドアが変形してしまうと閉じ込められてしまいます。地震が起きたときにトイレにいた場合や、他に安全ゾーンがない場合は仕方がありませんが、わざわざトイレに避難する必要はありません。

もしトイレにいたときは、すぐにドアを開けて逃げ道の確保をしてください。

一戸建てなら1階と2階どっち?

家が倒壊するかどうかは建てられた年代から判断することもできます。1981年以降は新しい耐震基準で建てられているので、比較的安心です。古い家屋であれば倒壊する可能性があるので2階の方が安全かもしれません。

1階にいたときにわざわざ2階へ上がる必要はありませんが、2階にいたときは無理に降りない方が安全だといわれています。ただし揺れが大きいのは2階なので、家具の転倒リスクは2階の方が高いといえます。

1階と2階どちらが安全か?というのは正確な答えはありません。地震の規模や家の耐震性にも関わってくるので、周りの状況をみて判断するしかなさそうです。

玄関は安全?

地震のときに家の中で一番安全性が高いのが玄関だといわれています。一般的に玄関は丈夫に作られていて、落下物や転倒物も他の部屋に比べると少ないです。そしてすぐに外へ避難できるメリットもあります。

廊下も落下物がなく、照明器具も落ちてくる心配がなければ安全ゾーンです。ただし玄関にいるからといってむやみに外に飛び出してしまうと、電柱が倒れてきたり家の窓ガラスが割れて落ちてくる危険もあります。

玄関のドアを開け避難口を確保して、揺れが収まるのを待ちましょう。現在はトイレよりも玄関の方が安全です。玄関までたどり着けないような大地震が発生したときは、家の中の安全ゾーンに身を隠して揺れが収まるまで待つようにしてください。



まとめ

ずいぶん昔ですが、防災を体験できる施設で震度7〜8くらいの揺れを体験したことがあります。全く立つことができませんでした。

そんな地震が起きたらきっと動くことができないと思いますが、動けるくらいの揺れだったら最も近くの安全ゾーンに避難しましょう。寝るところや日頃いる場所も、落下物や転倒物のない窓から離れたところが安心です。

それぞれの部屋にも安全な場所を見つけておいてください。シミュレーションをしておくと、いざというときに役立つはずです。地震が起きたことを想定しながら、家具の配置換えをしてみてはいかがでしょうか。

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