炭酸で骨が溶けるって本当?体へのメリットやデメリットは?

炭酸

「炭酸を飲むと骨が溶ける」

こんな噂を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。真偽は分からないけど、炭酸は何となく避けている方や、お子さんにはあまり飲ませないようにしている方もいることでしょう。

炭酸が苦手だったら、炭酸を飲まなくてもなんの問題もないけれど、好きな人にとっては、心配しながら炭酸を飲んだり、飲みたいのに我慢したりするのは、結構ストレスを感じるものです。

そこで、炭酸で骨が溶けるって本当か、炭酸の体へのメリット、デメリットを紹介します。

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炭酸を飲むと骨が溶けるって本当?

もはや都市伝説と化しているこの疑問ですが、答えは「NO」です。炭酸が骨を溶かすという噂は、「骨をコーラに数日間浸しておいたら、もろくなった」という実験が発端だと言われています。

骨がもろくなるのは、炭酸飲料に含まれる「酸」の働きによるものです。酸にはカルシウムを溶かす働きがあるので、酸性の液体に骨をずーっと浸しておけば、骨が柔らかくなります。この作用を利用したのが、「小あじの南蛮漬け」です。

炭酸水よりもずっと強い酸性を持つ「酢」を含む調味液に漬け込みことによって、小あじを骨ごと食べやすくしています。しかし、炭酸飲料を飲んでも、炭酸が直接骨に触れるわけではありません。

それどころが、炭酸飲料よりも、酸性度の高い「胃酸」が胃の中にあるのですから、炭酸水を飲んだからと言って、骨が溶けてしまうといったことはありません。

カルシウムと結合する成分、「リン」を心配する声も

炭酸飲料によく使用されているのが、「リン」という成分です。リンはカルシウムと結合しやすい性質があります。カルシウムが腸内でリンと結合すると、吸収されることなく体外へ排出されてしまうので、骨がもろくなると言われています。

しかし、「リン」が含まれているのは、炭酸飲料だけではなく、豆乳ではコーラの約4倍、牛乳は約8倍のリンが含まれていますので、炭酸飲料で骨がもろくなるとは考えにくいのです。

高齢女性は注意が必要!?

閉経後の高齢女性に限り、コーラを週に3杯以上飲む人は、それ以下の人より骨密度が下がったという研究データがあります。

高齢女性はもともと骨密度が低くなりがちなので、コーラをたくさん飲むよりは、積極的にカルシウムを取るなど、食事のバランスに気をつけましょう。

炭酸のメリット

健康には悪い面ばかりが目立つ炭酸ですが、実は炭酸水には体へのメリットも沢山あるのです。

疲労回復

炭酸は体内にある疲労物質の乳酸を二酸化炭素と水に形を変え、体外に排出してくれます。

整腸作用

整腸

腸のせんどう運動を促進する働きがあります。腸が活発に動くと、便秘の解消へとつながります。

血行増進

炭酸による酸素欠乏を回復させようと、血流が増えます。

>美肌効果

炭酸水で洗顔すると、古い角質などの老廃物を除去してくれます。炭酸の泡が毛穴の奥の汚れまで落とします。ヘッドスパなど頭皮のお手入れにも効果的です。

満腹感

炭酸水を飲むと、胃が膨らみ満腹感が得られます。ダイエットをしたいときに、食事の前に300ml程度飲むと満腹感が得やすく食べ過ぎを防げます。

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炭酸のデメリット

ゲップが出やすくなる

経験がある方も多いと思いますが、炭酸を飲むとゲップが出やすくなります。

消化器官への刺激

炭酸を飲むと、炭酸の発砲が胃や腸を刺激します。胃の調子が悪いときやお腹がゆるいときには飲むのを避けた方が無難です。

食欲増進

一定量を飲まないと、炭酸水は食欲を増進させます。食べすぎを防ぎたい人は、300ml以上を飲むようにしましょう。

糖類やアルコールの飲み過ぎ

何も入っていない炭酸水であれば、さほど気にしなくてよいかもしれませんが、コーラなどの炭酸飲料やお酒を炭酸水で割って飲む場合には注意が必要です。炭酸入りの飲み物は、口当たりがさわやかなのでついつい飲みすぎてしまうことも。

炭酸の入ったジュース類には、砂糖や添加物が多く含まれています。アルコールや糖類、添加物などは摂り過ぎると健康に悪い影響を与えることもありますので、飲み過ぎないようにしましょう。

まとめ

何かと悪者にされやすい炭酸ですが、飲んだからといって骨を溶かす心配はないようです。純粋な炭酸水であれば、上手に使うことでダイエット効果や、美肌効果、疲労回復などのメリットがあります。

疲れたときには炭酸水でリフレッシュするのはいかがでしょう。甘い炭酸飲料を飲むときは、スナック菓子やファストフードなどのジャンクフードも一緒に食べることが多いものです。

丈夫な骨を作るためには、酸飲料だけをだけを悪者にせず、バランスの良い食生活をこころがけることが大切です。

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