口の中が乾く原因と可能性のある病気は?

口が渇く女性

「食べ物が飲み込みづらい」
「話しているとすぐ口が乾く」
「口の中がネバネバして気になる」

こんな症状を感じることはありませんか。飲み物を飲んで治まるならいいですが、長い間続くと、虫歯や歯周病などを引き起こす原因にもなります。

また、病気が原因の場合もありますので、ちょっと心配ですよね。今回は口の中が乾く原因と、可能性のある病気についてまとめました。心あたりのある方はぜひ参考にしてください。

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口の中が乾く原因

薬の副作用

高血圧、花粉症、精神疾患の薬などを服用していると、副作用で口の中が乾燥することがあります。薬を飲み始めてから、口の渇きが気になった人は、薬の副作用の可能性があります。

あまり口を動かさない

唾液は噛む刺激によって分泌が活発になります。そのため、噛む回数が少ない人や、噛む力の弱い人など唾液腺への刺激が少ない人はあまり唾液が出ません。

また、しゃべることも顔の筋肉を使い、唾液腺を刺激するので、あまり喋らない人は、唾液の分泌が少なくなります。しかもその状態が長く続くことで、唾液腺そのものの機能が衰えてしまいます。

ストレス

自律神経とは、呼吸や消化、代謝などの体の機能をコントロールしている神経で、興奮すると優位になる「交感神経」とリラックスしているときに優位になる「副交感神経」とで成り立っています。

緊張するなどストレスを感じると、交感神経が優位になり、唾液の分泌が抑えられます。逆に、くつろいだ状態のときは、副交感神経が優位になるので、唾液が増えます。そのため、緊張状態が長く続くと口の中も常に乾燥した状態になってしまいます。

口呼吸

人は本来、鼻呼吸が基本ですので、鼻の粘膜は乾きにくくできています。しかし、鼻炎など何らかの理由で、常に口呼吸をしていると、口の粘膜は乾燥に弱いため、乾燥してしまいます。

飲酒

飲酒をする女性

アルコールには利尿作用があります。飲酒をすると、体の水分が尿として出てしまうので、体内の水分量が減り、口が乾燥してしまいます。

タバコ

タバコに含まれるニコチンには自律神経を興奮させる作用があります。自律神経が興奮状態のときは、交感神経が優位になり唾液の量が抑えられます。

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口の中が乾いているときに考えられる病気

ドライマウス

唾液の量が減少し、口の中が乾いた状態になることで、口腔乾燥症とも呼ばれています。自分で気づく人は少ないかもしれませんが、女性に多くみられ、日本にも800万人~3000万人くらいいると推定されています。

シェーグレン症候群

自己免疫疾患のひとつで、免疫細胞が自分の体の一部を攻撃してしまう病気です。シェーグレン症候群は、口が渇くほかに、ドライアイや関節リュウマチなどの症状も見られます。

腎臓病・糖尿病

腎臓病や糖尿病になると、尿の量や回数が増えてしまいます。そのため、体内の水分量が減るので、結果として口の中が乾燥します。

精神疾患

抑うつや心身症は、緊張状態が続くので口が乾きます。

脳血管障害

くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など、脳の血管が原因で起こる病気は筋肉の麻痺を引き起こし、唾液の分泌が減少します。

更年期障害

ホルモンバランスの急激な変化により、唾液の量が減少します。

口の中が乾燥した状態が続くと

唾液には、免疫機能や自浄作用といった口の中や体を守る役割があります。そのため、唾液の量が減少し、口の中が乾燥した状態が続くと、虫歯や歯周病などの原因となります。

また、舌が炎症を起こすと、味覚障害にもつながりますので、口の中が気になるときは早めに対処しましょう。

唾液腺のマッサージをする女性

口の中の乾燥対策

病気が原因の時は、病院を受診し原因となる疾患の治療を行いましょう。それ以外の場合は、口を開けっ放しにせず乾燥を防いだり、唾液腺の刺激をして唾液の分泌を促すことも有効です。

唾液腺の刺激には、よく噛んで食べることや、唾液腺のマッサージをして外から刺激を与えるのも効果的です。唾液腺は、耳の前や、顎の内側にあるので、ちょっと手が空いた時などマッサージすると良いでしょう。

まとめ

口の渇きが気になっていたら、ドライマウスの可能性があります。大したことないかもと思って放っておくと、さらなる病気を呼びよせてしまいますので早めに対処しましょう。簡単な対処法を試しても、改善されないときは、病気のサインかもしません。

そんなときは病院を受診して早めに治療することが大切です。

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