市販の殺虫剤によるゴキブリ対策 一気にやっつける方法は?
ゴキブリ対策といえば、市販の殺虫剤が最も使われる方法です。殺虫剤にも様々な種類があり、それぞれ効果も異なります。必要なものを効果的に使うことで、ゴキブリを完全に駆除することにつながります。
ここでは、市販の殺虫剤によるゴキブリ対策として、主な殺虫剤の種類や使い方などをご紹介していきます。
目次
市販の殺虫剤の種類
燻煙タイプ
バルサンなどの、煙で部屋全体のゴキブリを駆除するタイプです。ゴキブリがどこから発生しているかわからない時に使うと便利です。ゴキブリだけではなく、ダニやノミなど他の害虫も一緒にやっつけることができます。
中には、ノンスモークの霧タイプもあります。
毒エサタイプ
ブラックキャップのような毒エサを巣に持ち帰らせて壊滅させるタイプです。エサを食べたゴキブリが持つ卵にも効果があります。さらに、巣にいる幼虫や成虫も一緒に駆除することができます。
薬の効果が高いので、大きいゴキブリにも効果的です。
スプレータイプ
ゴキジェットプロなどの、発見したゴキブリをやっつけるタイプです。その場での駆除だけでなく、罠をしかける効果もプラスされたものもあります。スプレータイプには、殺虫成分の入っていないものもあります。
冷却させてゴキブリを駆除する方法で、赤ちゃんやペットがいる家庭に向いています。
家にいるゴキブリを一気にやっつけるには?
家の中のゴキブリを丸ごと駆除する時には、燻煙タイプの殺虫剤が便利です。どこに住み着いているかわからない時にも、この方法は効果的です。ただ、本格的な準備や片付けが必要になるので、気合いをいれてやることになります。
燻煙タイプで有名なバルサンについてご紹介します。
バルサンの種類
バルサン
通常の煙が出るタイプです。ダニやノミなどの、ゴキブリ以外の虫にも効果的です。
水ではじめるバルサン
水を入れるだけで始められる簡単なタイプです。通常のバルサンよりも煙も少なく使いやすくなっています。
香るバルサン
ノンスモークの霧タイプです。煙が出ないので、アパートやマンションなどの集合住宅におすすめです。
バルサン プロEX
強力な殺虫効果がある煙タイプです。一軒家で、一匹残らず駆除したい場合にオススメです。
バルサンの使い方
戸棚、引き出し、押入れなどを開ける
部屋の隅々まで、煙が行き渡るように、湿気が溜まっていそうな場所を開けておきます。
ペット類や観賞魚、植物などは外へ出す
布団も外に干しておくと安心です。
テレビ、パソコン、オーディオ製品や楽器などにカバーをする
故障する可能性がある家電等は、カバーをします。食品、食器、おもちゃ、仏壇仏具などにも煙がかからないようにビニールシートや新聞紙でカバーしましょう。
種類によっては火災報知器をカバーする
煙が出るタイプを使う場合は、火災警報器やガス警報器が反応する可能性があるので、袋などで覆います。
部屋を閉めきる
しっかり効果を発揮させるためには、通気口や換気扇などもテープなどを使って塞ぎましょう。
バルサンを焚いて2〜3時間放置
バルサンを焚いた後は、数時間は閉め切ったままにしておく必要があります。使用後は、換気を十分に行い、部屋の状態を元に戻しましょう。掃除機をかけたら完了です。
ゴキブリの侵入を防ぐには?
ゴキブリ対策には、家の中の駆除も大切ですが、侵入させないことも重要です。侵入を防ぐには、外に通じる穴をすべて塞ぐことが必要ですが、なかなか難しいものです。
そこで市販の殺虫剤を、侵入してきそうな場所にスプレーしておくと簡単に対策ができます。
主なスプレー式駆除剤の種類
- ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ(アース製薬)
- バルサンまちぶせスプレー(ライオン)
- ゴキブリのいない空間をつくるスプレー ゴキバリア(アース製薬)
これらを定期的にスプレーしておくことで、ゴキブリの侵入を防ぐ効果が期待できます。
※こちらの記事では部屋からゴキブリを永久追放する方法をまとめてご紹介しています。