スーツのテカリの取り方!酢が効くって本当?

皆さん、ご主人が毎日来ているスーツやお子さんが毎日学校に来ていくスーツのテカリが気になること、ありますよね。

手軽に購入できるような服であればあきらめもつきますが、スーツや制服は数万円もするものばかりですから、テカリが原因で買い替えるというのはちょっともったいない気がしますし、テカリが付いたまま外へ出かけるというのはちょっとカッコ悪いですよね。

ということで、今回はそのテカリの取り方と予防方法をご紹介したいと思います。

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テカリの原因

テカリの主な原因は、「圧着」と「摩擦」です。 生地の繊維には、キューティクルと呼ばれる毛の表面を覆っている薄い細胞があります。シャンプーなどのCMによく出てくる髪の毛のキューティクルと同じです。

このキューティクルの層が圧着によってつぶれてしまったり、摩擦ではがれてしまうことによって繊維の表面がつるつるになり光を反射してテカって見えてしまうのです。

高級なスーツほどテカリやすくなるという話をよく聞きますが、これは高級なスーツにはウールがよく使われている為です。

ウールの生地は繊維が細く目が詰まっているものほどよい生地とされています。繊維が細いということは、その分圧着や摩擦の影響を受けやすくなるということです。

つまり、高級なスーツほどまめに手入れをしないとすぐにテカリが出てきてしまうということです。

また、「圧着」によってキューティクルがつぶれてしまっている場合は方法によってはテカリを改善することができますが、「摩擦」によってキューティクルがはがれてしまっている場合はテカリを改善することは難しいと考えられます。

現在あるテカリの原因がどちらなのかを目視で確認することは難しいので、実際にテカリをとる方法を実践してみる他確認する方法はないでしょう。

テカリをとる方法

では、上記を踏まえたうえでテカリをとる方法をいくつかご紹介しましょう。

ブラッシングする

テカリの原因が圧着である場合は、ブラッシングでキューティクルを起こしてやることでテカリを改善させることができます。ただし、ブラッシングで改善できるのは程度の軽いテカリだと考えましょう。

もし、ブラッシングで完全にテカリをなくすことができなかったとしても、この時に生地の表面に毛羽立ちが見られるようであればブラッシング以外の方法でテカリを改善できる可能性があります。

スチームアイロンをかける

ウールには、湿気を多く含むとキューティクルが開き湿気を逃がそうとする特性があります。この特性を生かし、スチームアイロンの蒸気を使ってキューティクルを開かせることで潰れていた繊維をもどすという方法です。

この方法の注意点は、必ず綿素材の当て布を使うこととアイロンを強く押し当てないことです。ここでアイロンを強く押し当ててしまうと、さらなる圧着を生みテカリの原因になってしまいます。

アイロンをかけるというより軽く浮かせてスチームだけを当てるぐらいの感覚で行うのがお勧めです。そして、スチームアイロンで十分に湿気を吸わせた後は陰干しをしてください。

アンモニア水をかける

最終手段として、アンモニアでキューティクルを開くという方法があります。 アンモニアには繊維膨張作用がある為、この作用を利用して強制的にキューティクルを開かせるというものです。

アンモニアはドラッグストアなどで手軽に購入することができます。 アンモニア水の分量はこちらです。

  • アンモニア 7~8ml
  • 水 100ml

アンモニア水をスプレーボトルに入れ、テカリのある部分に当て布をしてその上からアンモニア水を吹きかけます。当て布と生地がしっかり湿ったら、スチームなしで低~中温のアイロンを当て布の上から軽く当てます。

この時アイロンは強く押し当てないようにしましょう。繊維が潰れて更なるテカリの原因になります。 テカリのある部分を全体的にアイロン掛けできたら、陰干しをしましょう。

メラミンスポンジでこする

水で湿らせて擦るだけでシンクや洗面所に付く水垢などをきれいにすることができる、メラミンスポンジ。これでテカリが気になる部分を擦るとテカリが改善されるそうです。

が、この方法は擦りすぎるとキューティクル自体を擦り取ってしまう場合があり、生地を傷める原因にもなる為あまりお勧めできません。

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テカリを防ぐ方法

テカリを防ぐ方法として一番効果的なのは「圧着」と「摩擦」を防ぐことです。しかし、毎日スーツや制服を着て日常を過ごしているわけですから、すべてを完全に防ぐということは難しいと思います。

そこで、ぜひ気を付けていただきたいのは、「繊維を弱い状態にしない」ということです。

繊維が弱い状態とは、繊維が水分を含んでいたり、アルカリ性の土埃が付いた状態のことです。では、いかに「繊維を弱い状態にしない」ようにするかをご紹介します。

ブラッシングする

軽度のテカリをとる方法としてご紹介したブラッシングですが、毎日のお手入れにぜひ取り入れていただきたい方法です。
正しいブラッシングの流れはこちら。

手順1

下から上へ全体的にブラッシング ほこりを浮かせます

手順2

上から下へ全体的にブラッシング ほこりを落とし、繊維を整えます

もし、毎日全体的にブラッシングをするのは面倒という方は、下記の部分だけでもブラッシングしておくとテカリを最小限に抑えることができます。

  • おしり

ブラシは100均でも手に入りますが、高級なスーツのお手入れには豚毛100%のものがお勧めです。

毎日同じものを着ない

制服を何着も用意するというのは難しいかもしれませんが、スーツであれば数着持っているという方はいらっしゃると思います。できるだけ毎日同じものを着ないで、一度着たスーツは2~3日休ませるようにしましょう

繊維をしっかり休ませて回復期間を設けてあげることで生地の持ちを良くし、テカリを抑えるだけでなくスーツ自体の持ちもよくしてくれます。もちろん休ませる前にブラッシングでお手入れをしてあげましょう。

サイズの合ったハンガーにかける

サイズの合っていないハンガーやワイヤーハンガーのような細いハンガーにかけておくと圧着や摩擦の原因になります。ジャケットには、肩先に30mm以上の厚みがあり、肩のラインに沿ってカーブしているスーツ用のハンガーを使うのがお勧めです

肩先に厚みがあることで、ジャケット全体の型崩れを防ぐことができます。また、スラックスにはピンチで挟んで逆さにつるすタイプのハンガーがお勧めです

酢を吹きかける

毎日これを行うのは面倒かもしれませんが、月に数回はブラッシングの際に行うとかなりテカリを抑えることができます。
酢水の分量はこちら。

  • 酢 小さじ1
  • 水 150ml

これをスプレーボトルに入れ、テカリが気になるところに吹きかけます。そして、スチームアイロンを浮かせてかけます。この時、アイロンは押し当てずスチームだけを当てるようにします。生地が軽く湿っている状態で陰干しをしましょう。

クリーニングに出しすぎない

クリーニングに出しすぎるとその分生地にも負担がかかり、テカリなどの原因となります。クリーニングに出すのは1シーズンに一回程度がいいようです。

また、スーツや制服のクリーニングといえばドライクリーニングというイメージがありますが、ドライクリーニングでは皮脂などの油汚れを落とすことはできますが、汗や食べこぼしなどの水性の汚れを落とすことはできません。

油性でも水性でも生地に汚れが残っていては生地を傷める原因になってしまいます。ですから、定期的にウェットクリーニングに出すことをお勧めします。

ただし、ウールを使っている場合が多いスーツのウェットクリーニングは、生地を縮めてしまう可能性もある為、高い技術が必要となります。

ウェットクリーニングに限ったことではありませんが、大切な服を出すクリーニング店はよく精査して信頼できるお店に出すようにしましょう

まとめ

せっかくの高級なスーツもちょっとテカリがあるだけで残念な感じになってしまいますよね。

今あるテカリを完全に消すことは難しいですが、毎日のお手入れの積み重ねでテカリを最小限に抑えることができ、さらにはスーツを長持ちさせることにもつながります

毎日のちょっとしたお手入れでご主人もお子さんもきれいなスーツや制服を着れるわけですから、きっと喜んでくれるはずです。今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。

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